土地を所有しないことで生まれる経済的な余裕は、暮らしにさまざまなゆとりをもたらしてくれます。たとえば、家そのものに予算をかければよりゆとりある家に住めますし、家具などのインテリアにこだわったり、毎日の生活をより快適にしてくれる便利な設備を装備したり、ガーデニングを満喫したりすることもできます。
もちろん、毎日の暮らしも豊かになります。もう一台車を買ったり、趣味や海外旅行を存分に楽しむのもいいでしょう。また、子どもの教育資金にまわしたり、公的な年金だけでは不安な老後の資金として蓄えることができるというメリットもあります。
さらに我が家の顔となる門や住まいの周りの庭などのしつらえを美しく整備し、快適な住環境をつくることも可能でしょう。街並みに調和する住まいの実現は、住宅の付加価値を高めることにもつながるのです。 |
|
●定期借地の街だからこその美しい街並みと優れた住環境 |
定期借地権を生かした街づくりは、景観や共有部分が整備され、統一感のある美しい街並みになっているところが多いことが知られています。一般的に、土地所有権の分譲は地主にとっては自分の土地を手放してしまうことであり、景観や住環境よりもむしろ利益確保を重視する場合が多くなりがちです。しかし、定期借地権付き住宅の分譲の場合、土地はあくまでも自分のものとして残りますから、環境のよい街をつくり、資産価値を保ちながら長い間土地を活用していこうと考えるでしょう。それが結果的に社会貢献にもつながっていると言えるでしょう。また、環境や街としての魅力を重視する住まい手にとっても、美しい街並みを持つ定期借地権の街は高い満足度を得られるのでしょう。 |