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荒組障子 |
横繁障子 |
縦繁障子 |
棧の組み方の荒いもの |
横棧を多くしたもの |
縦棧を多くしたもの |
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腰板障子 |
雪見障子 |
猫間障子 |
高さ35cmぐらいの板張りの腰のつ
いたもの |
腰板上部に障子幅のガラスを半
分ほどはめたもの |
障子の一部を左右または上下に
開閉できるようにしたもの |
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※腰板のついてないものを「水腰」という。 |
※猫間障子の「猫間」は「寝間」がなまったもの。就寝中の換気のために工夫されたと言われる。また、
猫の出入りのために配慮したとも言われている。 |
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(4)障子の表
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日本では、棧の組子が見える側が室内側を向き、これを表側とする。中国では、その逆で組子を屋外に向け、これを表側としている。
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(5)棧の材料
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棧の材料の大半は、杉材である。枠材の室内側に柾目を出し、小口側に板目が来るようにするのが、一般的である。
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(6)横棧の間隔
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障子紙はロール状になっていて、そのロールの長辺の長さは27.3cmである。
障子の横棧の間隔もこの長さを基準にしてある。
したがって、横繁棧障子も必ず27.3cmごとに棧がある。
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現在は、紙のサイズも多様で、必ずしも上記の間隔に棧が組まれているわけではなくなってきた。
また、紙を使用せずにプラスチックを使って障子の雰囲気を出そうという動きも出てきている。
欧米では、洋室にインテリアとして障子を用いたりしている。
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