第2話「住替え前の我が家を決める時」 住替えの話をする前に住替え前の物件のお話を少ししておきましょう。 9年前に住宅ローンを30年組んでいまのマンションを購入しました。 場所は埼玉県の中央部である”さいたま市(当時は大宮市でした)” 駅からはバス便で5分くらい。それまでは他の駅の目の前に住んでいて 駅からは徒歩30秒という立地でした。 それ故バス便にはかなり抵抗があったのですが、知人が紹介してくれた 物件ということもあり、一応見学にいったわけです。 見学をした時は既に1次入居者の方が入居されている状況でした。 見学の日、建物の外観をみていた時、こともあろうが妻がコンタクト レンズを落としてしまいました。 外観や規模はまずまずですが、是非とも欲しい物件ということでもなく しかもコンタクトを落としてしまうとは最悪という感じでした。 その後、内部の見学を終え、販売事務所に戻ると・・・ 先ほど、落としたコンタクトレンズが届いていました。 なんと言うことでしょう!!あれほど探して諦めたコンタクトが見つかった のです。1次入居されたどなたかが見つけて届けてくれたのです。 それからこの物件に対する印象は一変! 購入する方向で話はどんどん進んでいきました。 しかし、ここで障害が発生。それまで住んでいたところは実家まで歩いて 3分たらず。そうです、父親が転居に良い印象をもっていないのです。 (よくある話ですが)両親に話をした時は物件購入に向けて話がかなり 進んでいましたので、それも父親にしてみると面白くなかったのかもしれま せん。さらに妻のおなかには第1子(両親にとっては初孫)を宿していたの です。生まれれば頻繁に孫の顔が見れると楽しみにしていたのに・・・ これが一番のショックだったのかもしれません。 ということがありましたが結局は引越しをすることになりました。 一生の大きな買い物である住宅ですが、こんな感じで決まってしまって。 それでも色々な人の話を聞くと、ひょんな事から話が進んで物件購入と いうことはよくある話のようで、これも何かの縁だろうと思いました。 |
つづく・・・ |