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@張り方の名称 |
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●竿縁天井
板張りを竿のように細長い木で押さえる。
小屋裏の梁材から釣木で安定させている。
通気性に富む。 |
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●敷目板張り天井
現在、一般的にしようされている。
板と板の継ぎ目を裏側から幅の狭い板で
接合し、張ったものである。
気密性に富む。 |
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A張り方の決まり |
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竿縁天井の場合、竿縁は部屋の長手にかける。
竿縁の数は、6畳なら5本、8畳なら7本と決まっている。
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そして、竿縁を床の間と直角にかけてはな
らない。
畳と同様に「床刺し」になり、また、床の間
は通常東側を向いているので、光が差し込
むと竿の影が天井板を隠してしまい美観を
損ねてしまう。 |
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(2)形
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天井の形は、床面に平行した平板天井が普通である。その他にも折り上げ天井・掛込み天井・舟底天井・傾斜天井などがある。 |
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(3)天井材の種類
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杉のムク材が最高級品とされる。
木目が美しくどんな壁にも調和するためで
ある。
有名な物としては、次のようなものがある。
現在では、合板の上に天然木を貼る物が
多い。
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・薩摩天井板(50〜80万円/坪)
・秋田天井板(10〜60万円/坪)
・霧島天井板(60万円〜/坪) |
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(4)天井のたわみ
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目の錯覚を利用して、天井が平らに見えるように、1畳あたり約3mmほど中央をたわもせている。
天井だけでなく、床脇の違い棚の棚板の断面も奥にいくほど厚くなっている。
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