和の知識
3.書 院
 

書院は床の光が入る側の脇に設けられた窓まわりのことである。
昔は読書の場所とされていたが、現在では飾りとして扱われている。
書院には2種類の形がある。
 
 

(1)付書院

 

柱間に外部に張り出すように棚板を設け、欄間・中鴨居の下に書院障子と呼ばれる縦繁障子を入れる。
欄間の組子は菱形のものが一般的である。
 
 

(2)平書院
 
 

付書院を簡略化したもの。棚板がなく、腰壁をとった柱間開口部に縦繁障子を入れたもの。
 
 
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