日本では水には霊が宿っていると考えられてきました。 また、井戸や古池をつぶすと地盤沈下の原因となったり、老廃物 が醗酵して有毒ガスが発生したりする事があります。 この為、つぶしてはならないと言われてきたのです。 どうしてもつぶさなくてはならない時は、まず神主に清めてもらいます。 埋める時に空気穴として竹を使い、竹が腐って無くなれば井戸や 古池も消滅したこととなり、よしされてきました。
池や泉水の溜まったままの水は、全くの死物で、失精の水です。 死水を貯える事自体が吉でないのに、その方位が悪いと凶が重 なって、絶対にいけないと言われています。 水は静止していると腐敗しますから、たとえ吉方に池や泉水を 設けても、水がいつも流れて入り、または流れ出ていなければ なりません。 だからといって、川水の流れを住宅地内へ引き入れることは大 凶です。 川水は豪雨に依って災害をもたらすおそれがある為です。 また、中庭に水溜まりなどの湿気を含む物を設けることも大凶 とされています。
ただ、どうしても池や泉水を設けなければならない時は、 @西側に→吉。ただし正方は避けること。 A西北側に→吉。金銭集まり、子孫繁昌。正方は避けること。 それ以外は、どの方位も凶です。